幹線道路・バックロード情報
Main Road / Back Road
南米大陸は林道天国だ。アマゾン平原のジャングルルートを始め、アンデス4,000m級の峠道、西海岸の砂漠地帯まで数百キロ規模の林道・バックロードがいたるところ続いている。まさにオフロードライダーには垂涎の大陸と言えよう。
![]() Utah (U.S.A)
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Mexico メキシコ 幹線道路 ハイウェイ(特にバハ・カリフォルニアの国道一号線)は道幅が狭く、路肩が無い場合がほとんど。穴が多く気を使う。 バックロード バハ・カリフォルニアは幹線道路以外ほとんどダートなので楽しめる。アメリカ製AAAの地図にはバックロードと、その区間距離が詳しく載っているので利用価値大。 Guatemala グァテマラ 幹線道路 幹線道路でさえも道路標示が少ないので迷いやすい。工事中の部分が多く穴がありボコボコ。 バックロード 幹線道路以外はほとんど未舗装。どこの道も迷路状になっている上、サインポストがほとんど無いのでので村人に道を訊ねながら走ることになる。コンパスは必需品。 El Salvador エル・サルバドル 幹線道路 パンナムハイウェイはよく整備され、道路標示もしっかりついている。サン・サルバドルからホンジュラス国境「El Poy」へ行く道はほとんど工事中。雨が降ると大マディとなる。 バックロード 危ないので走れない。 Honduras ホンジュラス 幹線道路 幹線道路でも未舗装の部分が多いが、舗装部分はよく整備されている方。 バックロード 道路標示が無いので迷う。 Nicaragua ニカラグア 幹線道路 パンナムハイウェイは問題ない。時期によりニカラグア湖畔に大量の虫が発生するのでバイク、衣服が汚れる。 バックロード 危ないので走れない。 Costa Rica コスタリカ 幹線道路 ニカラグアの国境付近の道に大きな穴があるが、それ以外は問題ない。ハイウェイの制限速度が低く抑えられているので注意。道標もしっかりついている。 バックロード コスタリカは他の中米諸国とは比べものにならないほど治安がよいので、田舎のバックロードでも安心して入って行ける。ニコヤ半島やオサ半島は林道の宝庫だ。モンテベルデ周辺やイラス火山山麓などもかなり楽しめるだろう。個人的にバハ・カリフォルニアと並んで気に入った場所のひとつになった。 Panama パナマ 幹線道路 道もよく整備されているので問題なし。 バックロード コロンビアに抜けるダリエンギャップ越えはインディアントレール(人が歩く道)をつたう。普通のトレールバイクならインディアン5〜6人雇わないと無理。 ダリエンギャップ(パナマ地峡)を飛行機で越える。 Colombia コロンビア 幹線道路 都市部ではアベニーダやカジェ、カレラなど道路名の表示と「↑」が出たら次の交差点がその道路にあたる。 バックロード PopayanからSan Agustinの道は約80kmダート。所々ガレているが問題なし。標高が高いので高山病に注意。 地図 「Mapa Vial de Colombia」約US$10など。 Ecuador エクアドル 幹線道路 パンアメリカンハイウェーはエルーニーニョによる水害のため所々舗装が剥がれている。特にクエンカから北はほとんど未舗装路のようなもの。 バックロード 未舗装路でも結構よく整備されている。コトパクシはザクザクの山砂なので、4,800mの小屋まであがるにはノビータイヤなどサンドに強いタイヤ、高地向けのジェッティングで。集落付近に犬が多く、必ず追いかけられる。(一度轢いてしまった)狂犬病が多いので注意。 地図 数種類出ているがぱっとした地図が無い。 Peru ペルー 幹線道路 パンアメリカンハイウェイはエルニーニョ現象による水害で各地橋が落ちていたり道が流されていたり。 バックロード ワラス周辺は4,000m以上の峠が多く景色が素晴らしい。気温が低いのでしっかりした防寒対策が必要。ペルーは全土的に犬が多く、村の中を通ると必ず犬が追いかけてくる。狂犬病が多いので注意。 地図 Lima2000社で出している一枚物の地図が使いやすい。 GPS ヤンガヌコ峠 09'03"03s, 77'35"29w Bolovia ボリビア 幹線道路 雨期は幹線道路でさえ通行不可能となることがある。全土的に道路標示がないので地図、コンパスが必要。 バックロード ウユニ〜ラグナベルデの道はあって無いようなもの。IGMの地形図とコンパス、GPS必要。ウユニ塩湖を経由すると約
600km無給油区間があるので予備のガソリンがいる。ツアー会社の四駆車に頼んでラグナコロラダのレフヒオあたりにデポしてもらうなど工夫しよう。 地図 ラパスのIGMオフィスで詳しい地形図が買える。南アルチプラノを旅する人は必携。 GPS ウユニ塩湖・魚島 20'14"29s, 67'37"38w Brazil ブラジル 幹線道路 ブラジルの幹線道路は24時間営業のガソリンスタンドが多く、案内標識もしっかり付いているので夜間でも安心して走ることができる。 バックロード ペルー、プエルトマルドナドからイニャパリ経由でブラジルへ抜ける道はブラジレイアまでダートだが、それ以降は舗装。トランスアマゾニカは6〜8月の乾期ならほとんど問題ない。しかし雨期は粘土質の赤土でツルツルに滑る大マディロードとなるためかなり大変。詳細は以下のロードログ参照のこと。 トランスアマゾニカ ロードログ 地図 「Quatro Rodas」の地図が書店などで入手可。しかしこの地図は距離表示が正確でない場合がある。 Pareguay パラグアイ 幹線道路 チャコは行ってないので不明だが、話を聞いた限りでは乾期問題ないが雨期はどろどろでぬかる。 Uruguay ウルグアイ 幹線道路 よく整備されている。 Argentina アルゼンチン 幹線道路 ルタ3は南下すればするほど町と町の間隔が長くなる。ルタ40沿線は何もない無人地帯が続く。 地図 数社から出ているが「YPF」のガイドブック型が便利。 Chile チリ 幹線道路 カレテラアウストラルはコジャイケの前後数十キロを除いてほとんどダート、まるで北海道の林道だ。 地図 数社から出ているがエンテル発行のキャンプ場ガイド付きのものが便利。 |
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