中南米のバイク屋
Motorcycle Shop / Repair

 バイク屋を探して町を歩き回る作業は結構面倒なもの。そのため実際に自分のバイクに不都合がおきたときしか探し回る気にならない。このページでは実際に自分で訪れて確認した範囲のみ紹介しようと思う。


Mexico メキシコ

 メキシコのバイク屋は全体的に品揃えが悪い。タイヤなどもアメリカでの販売価格の二倍くらいする。タイヤを買うなら次の国グァテマラのグァテマラシティで探した方が簡単で安く買うことができるだろう。
 96年にはメキシコシティにてタイヤをUS$130で購入したことがあるのだが、ピレリーMT21を注文したのにミシェランのMXタイヤが来た。しかも三日で入荷すると言ったのに実際は二週間ももかかった。


Guatemala グァテマラ

 グァテマラシティには大小多くのバイク屋・修理屋がある。電話帳で探そう。
日本大使館の隣のホンダディーラーでは新車のSuper XR250が80万円で売られていた。


El Salvador エル・サルバドル

 国内各地で250クラスの日本製トレールバイクを見かけた。バイク屋は確認できず。


Honduras ホンジュラス

 ヤマハ セローが多く走っていた。


Nicaragua ニカラグア

 古い日本製トレールバイクが走る。バイク屋は確認せず。


Costa Rica コスタリカ

 ヤマハのトレールバイクが多い。DT200Rが三世代前のモデルから現在のモデルまで多く走っている。バイク屋ではタイヤ、チェーンなどの消耗品探しに困らないだろう。


Panama パナマ

 日本製トレールバイクが多い。バイク屋はそこそこある。


Colombia コロンビア

 警官が日本製トレールバイクでパトロールしている。時々ホンダ・トランザルプや,NX650を見かけるが、全体的にヤマハ、ホンダの国内産小型車が中心。

 Caliのバイク屋:

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"Asturias" Carrera 5a 324-41 Cali, Colombia
 MSRやAXOなどの輸入品は日本より高い。輸入バイクも扱っているようでKTMの新車やXR650Lが展示してある。しかしXR650Lに何気なくついている値札は13,500,000ペソ(約135万円)と示してあった。アメリカでの販売価格の二倍だ。
 BSのタイヤは日本の安売り店での価格と同じくらい。TW-26 4.60-18が78,000pesos(約$60)オーリングチェーンの在庫はないが、レンサルのオーリング無しチェーンが97,000pesos、隣接の修理屋ではハーレー、ハスク、KTMの修理をしていたので技術は信頼できそうだ。

 この他にCarrera1/Calle23 付近にヤマハ、ホンダ、スズキなどのディーラーが十軒以上密集している場所がある。売られているのはほとんどコロンビア国内で生産されたバイクで、125cc-185ccくらいまでが中心。また、スズキのディーラーでは輸入のDR350SEが売られていた。(8,300,000pesos)


Ecuador エクアドル

"Clinaca de motos" Luis Cordero 2235 y Av. 10 de Agosto
パーツ、修理、タイヤ、用品(AXO,MSR,ACERBIS)。タイヤはピレリーMT40が$58程度。DIDのOリング無しチェーンが$30
新市街、Av,10 de Agostoを渡って西側。

"Multiservicios" Juan Leon Mera 546 y Vicente Lamon Roca
パーツ、修理。タイヤはエンデューロタイヤしかない。
ホテル・アルストンインの2ブロック南、ピザハット、タコベルの並び。


Peru ペルー

"Barbacci motors S.A." Av.Petit Thouars 4324 Lima
国産4メーカーの輸入パーツ、アチェルビス、MSR、AXOなどのバイク用品。
RK OリングチェーンUS$180, RK Oリング無しチェーンUS$50 全体的にやたら高い。


Bolivia ボリビア

"J. Landibar (Honda)" Av. Saavedra 1235 La Paz, Bolivia.

 ラパスで一番期待できる店はホンダのショップだ。ヨーロッパ、アイリス製のOリングチェーンUS$110、ピレリーMT21がフロントUS$50、リヤUS$80で売られていた。(しかし、サンタクルスの方が質、量ともに上、価格も安いらしい。)
 ヤマハの店はPlaza Arqueologica Tiwanaku から Illimani通りを4ブロックほど行った左側にある。部品、タイヤは期待できない。
 スズキの店は Av.Saavedra を南に走って最初のロータリー左側にある。
 また、ラパスのセントロ付近にチェコスロバキア製「JAWA」の専門店があった。
 中南米諸国でカワサキの店は限られるが、ボリビアの警察は白バイにカワサキのKLR250を採用しており、新車のKLRを頻繁に見かけた。


Brazil ブラジル

 ブラジル国内は内陸の田舎町でさえもしっかりしたバイク屋がある。チェーン、タイヤなど消耗品の入手は簡単だ。

サンパウロのバイク屋

 サンパウロのセントロにバイク屋が集中している場所がある。タイヤやチェーンなどは高いが、ブラジル製の部品は安い。(ブレーキパッドUS$10で購入できた)

Motosabro (モトサブロー)
Rua Verguelro 2469 (Villa Mariana)

 日本人(長三郎さん)経営、日本語が通じることから以前より日本人バイク旅行者が集まっていた。しかし、最近二人組みのバイク旅行者がやってきて三日にわたり作業場を独占、店の業務に支障をきたすほどやりたい放題整備などして去っていった。そのため、以降の日本人旅行者に対する対応が変わってしまった。まったく残念なことだ。

 


Paraguay パラグアイ

 パラグアイは中南米の中でも部品やタイヤがもっと安い国。

エステ市

"Moto Partes"
Emiliano Fernandez 159, Ciudad del Este

エステ市内でもっとも部品が揃う店。日本製DID OリングチェーンがUS$52、ピレリータイヤがUS$30から〜。他、この通り沿いにバイク用品屋が数店並んでいる。

アスンシオン

"樋口 S.R.L."
Cnel. Damaso Valdes y Tte. 1o. Manuel Mellone Km 4, Asuncion
日系二世の樋口さん経営のバイク屋。4メーカーの中古パーツやタイヤなどが揃う。日本語で応対できるので大変ありがたい。

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倉庫は部品取り用の中古バイクでいっぱい

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経営者の樋口さん

 


Uruguay ウルグアイ

 首都へ行ってないので詳細不明。


Argentina アルゼンチン

 南米の中ではバイクを取り巻く環境が一番良い。ブエノスアイレスでは用品がよく揃った店が多く、パーツなどの入手もしやすい。


Chile チリ

 サンチアゴはAv.Vitacuraにバイク屋が多い。日本から輸入した中古バイクがUS$2,000〜US$3,000で売られているので南米ツーリングの出発点にサンチアゴを選ぶのも一考。


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