Food & Drink

 一日に使う旅費のうちでは食べることが一番お金がかかる。食事がプアーだったため、このページもプアーな内容になってしまった。本当は中南米各地でうまいものを食べながらこのページでレポートしたかったのだが、後半予算が底をついてきたので食うものも食わずに旅を続けた。「食べある記」はそちら専門の人に任せ、自分は走ることにお金を使ったほうが良いと判断したからだ。特に物価の高いブラジル、アルゼンチン、チリではレストランでまともな食事をすると軽く10ドル以上飛んでしまうのでスーパーで買ったパンをかじるなりして空腹をしのいだ。しかしそれにしてもあと20万円余分に持っていたらもっと食を楽しめたのに...と思う。


Mexico メキシコ

 屋台のタコスが安くてうまい。バハ・カリフォルニアのゲレロネグロではロブスターが安く食べられる。また、コルテス海沿いの町ではエビが美味しい。
 バハ・カリフォルニアでは、レストランに入ると最初にトトポ(トルティージャチップス)が出てくる。サルサに浸けて食べると美味いが食べ過ぎるとメインディッシュが食べきれなくなる。
 オアハカ州では独特の黒いサルサがかかったタマーレスが美味しい。

 レストランなどで食事した場合、お金を払うときは日本のように自分からレジに出向いて払わない。「ラ・クエンタ、ポールファボール」と言うと伝票を持ってきてくれるので、その金額+10%をテーブルの上に置いてそのまま店を出ればOK。

 水道水は飲めないのでボトル入りの水を買う。


Guatemala グァテマラ

 グァテマラのトルティージャはほとんどマイース(トウモロコシ)で作られ、メキシコのものよりも分厚くて直径が小さい。肉などを挟んで食べるには都合が悪いので、そのまま食べる。

 グァテマラの中華料理店ではなぜか最初に食パンが出てくる。

 ティカル近郊の町サンタ・エレナでは世界一汚いマクドナルドがある。店の造りもグァテマラ標準でボロい。ビッグマックを注文したところ、本物のマクドナルドの箱に入って出てきたから驚きだ。しかし一度冷凍したものを解凍したらしく、パンがフニャフニャで気持ち悪かった。あんなまずいの生まれて初めて食べた。

 水道水は飲用不可。


El Salvador エル・サルバドル

 首都圏に行けばアメリカ系フランチャイズの店が多い。地方はレストランが少ない。

 水道水の飲用不可。


Honduras ホンジュラス

 安食堂の牛肉はまるでゴム草履だ。なるべく鶏肉を頼むとはずれが少ない。

水道水は飲用不可。


Nicaragua ニカラグア

 海産物は安くて美味しい。

水道水は飲用不可。


Costa Rica コスタリカ

 コスタリカの軽食堂は「SODA」と呼ばれる。定食「Casado」は600colones(US$2)くらいからあり経済的。インディカ米のご飯とフリホーレス、鶏肉又は牛肉、ジュースが含まれる。

 イタリア料理を出す店も多く、かなり美味しいピザやパスタを食べられる。しかし当たり外れがあるので店選びは慎重に。

 中華料理もよく食べられている。店によりけりだが平均点は上々だ。

 水道水はそのまま飲めるところが多い。


Panama パナマ

 どこのレストランも日本人の口によく合う料理を出す。中華料理もコスタリカと並んで美味しい店が多い。


Colombia コロンビア

 コミーダコリエンテ(定食)が安い。(US$2-3) 普通はスープ、インディカ米のご飯、フリホーレス、肉、サラダ、ジュースがつく。
 コロンビアは全土的に「Arros con Pollo」(チキンライス)がレギュラーメニューに入っている。一食分の量が多く食べきるのが大変。


Ecuador エクアドル

 エビのセビッチェが安くておいしい。実はエクアドル滞在中の一ヶ月間、毎日のようにエビばかり食べていた。多分平均的な日本人が一生の間に食べる量のエビを食べてしまったんじゃないだろうか。

 水道水飲用不可、特に海岸部は注意。


Peru ペルー

 定食はメヌーと呼ばれている。($1〜$3)
 アンデス山中ではクイ料理やタマーレスが食べられる。また、海岸部ではコルビーナのセビッチェが美味しい。インカコーラはあやしいのであまり飲まないようにした。

 水道水飲用不可。


Bolivia ボリビア

 定食はUS$0.5からある。田舎では極端に食堂が少なくなるので、食料を持参すること。

 水道水飲用不可。


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