北米大陸一周五カ国64000kmの記録

大陸を駆けたバイク '95 HONDA XR650L

           変更・改良箇所

  主要スペック

  XR650L関連のリンク

 「北米を走るならこれ!!」と最初から決めていた。
 左の写真はバイクを購入した直後、アメリカ中西部へ慣らし運転に行ったと きのもの。
 タンク等を交換する前なのでほとんどノーマル状態である。XR650Lは放熱対 策にタンクの前部に大きなクーリングシュラウドがついているのが特徴だ。
 この後、タンクをIMS製のものに取り替えたので、クーリングシュラウドも 外すことになる。しかし寒い土地を走っているときは良かったのだが、暑い土地 では放熱効果が悪いため熱ダレ気味になった。
        

変更・改良箇所

燃料タンク
純正タンクの容量は10リッターと僅かなのでIMS製の15リッタータンクに変更 。これで400kmの航続距離を確保。

オイルクーラーの追加
JAGG製オイルクーラーを追加。

ラゲッジラック(リヤキャリア)
市販のラックを取り付けたのだが、20kgもの荷物を積んで走っていたため、取 り付けボルトが脱落することが度々あった。しかしラック自体の変形や折れは無 かった。
海外を走る場合、特注キャリアの制作やサブフレームの補強を考えるが、その 前に荷物の軽量化についてもっと努力するべきだ。荷物が増えるほどバイクで走 ることの良さが損なわれる。

ガードパーツ
リヤキャリパーガードを追加。
スッキッドプレートを取り付けたかったが、エンジンの放熱に悪影響を与える ことを懸念し断念。ガレ場を走っている時に何度もエンジン下部をぶつけたが、 フレームの変形のみにとどまった。案外無くても困らないものだ。


主要スペック

車格と重量 エンジン
全長 2,190 mm ボア、ストローク 100×82 mm
全幅 855 mm 圧縮比 8.3:1
車高 1,245 mm 排気量 644 cc
軸距 1,455 mm スパークプラグ(標準) DPR8EA-9(NGK),X24EPR-U9(ND)
最低地上高 330 mm       (低温時) DPR7EA-9(NGK),X22EPR-U9(ND)
乾燥重量 148,7 kg     (高速走行時) DPR9EA-9(NGK),X27EPR-U9(ND)
車両重量 170 kg スパークプラグギャップ 0.8-0.9 mm
アイドリングスピード 1,300±100 rpm
容量 バルブクリアランス 吸気側 0.10 mm
ガソリンタンク 10.5リッター

排気側 0.12 mm
オイル(容量全容量) 2.3リッター 平均燃費 24km/1リッター
   (オイル交換時) 1.9リッター
乗車定員 2名 トランスミッション
一次減速比 2.209
サスペンション 二次減速比(1速) 2.666
キャスター 27゜      (2速) 1.647
トレール 102 mm      (3速) 1.250
ストローク(前) 295mm      (4速) 1.000
     (後) 280mm      (5速) 0.840
  最終減速比    3.000
タイヤサイズ      
前輪 3.00-21
後輪 4.60-18

XR650L関連のリンク

The Unofficial XR Page (XRシリーズの総合リンク集)

Big Bore Dual-Purpose Shootout (モーターサイクルオンラインマガジン)

Honda Peninsula 1997 XR / XRL (実際に私が北米大陸一周用バイクを購入した店)


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