シウダーデルエステ〜アスンシオン〜エンカルナシオン
Ciudad del Este-Asuncion-Encarnacion

98110800.jpg (19955 バイト)
アスンシオン〜エンカルナシオン間で
藤原さん夫婦(50ccバイク北中南米縦断中)に再会!

98110401.jpg (10349 バイト)
Catedral

98110402.jpg (8584 バイト)
Universidad Catolica

98110403.jpg (9557 バイト)
 パラグアイ川
川の向こうはアルゼンチン。

98110404.jpg (19757 バイト)

98110405.jpg (11038 バイト)
Congreso Nacional

98110406.jpg (9765 バイト)
Palacio de Gobierno

98110407.jpg (14641 バイト)
Panteon Nacional de los Heroes

98110301.jpg (21922 バイト)
 日本人(樋口さん)経営のバイク屋。日本語の横断幕広告に驚く。

98110601.jpg (13966 バイト)
 部品取り車の山。

98110602.jpg (11777 バイト)
 懐かしいバイクが倉庫に眠る。

98110603.jpg (11508 バイト)
 樋口さん。南米を走るバイク旅行者にとって頼もしい味方。

98110801.jpg (5077 バイト)
 どこまでも緑の地平線が続く。
98110901.jpg (13189 バイト)
 ふざける寛一さんと呆れる浩子さん。

1998年11月2日(月曜日)

Foz do Iguacu-Ciudad del Este

 「友情の橋」を渡ってパラグアイへ越境。両国の出入りは自由なので自らイミグレへ出頭、ここで入国スタンプをもらえばバイクはフリーパスだ。
 橋の向こうは雑然とした街が広がっていた。国境の町独特の猥雑な雰囲気に圧倒されるが、スペイン語が通じるのでホッとする。
 パラグアイは免税の国である。ブラジル、アルゼンチンと隣接するエステ市は隣国からやって来た買い物客でごった返し、街全体熱気が漂っている。雑居ビルをはじめ、路上まで露店が建ち並び、家電製品から日用雑貨までありとあらゆるものが売られている。

 ここへ来てブラジルでは高くて買えなかったタイヤを隣国で買う場合の半額以下で購入することができた。日本製オーリングチェーンも半額以下、日本で買うより安い。
 今回はフロントタイヤに台湾製「チェンシン」を選ぶ。価格が20ドルという安さにつられてしまったのだ。しかし台湾製なのに日本工業規格の「JISマーク」が付いているのが不思議。リヤはピレリーのMT-70(US$35)、舗装路に適している。

 ホテルへ戻ってガレージでタイヤ、チェーン、スプロケを交換。しかしここで唖然とする出来事があった。2月にアメリカで買って道中ずっと持ってきていたスプロケットに交換しようとしたのだが、リヤスプロケット取り付け部分の径がまるで違うのだ。南米では手に入りにくいと予想し、重いスプロケを八ヶ月も持ち歩いていたのだが、その苦労も水の泡となった。35,000km使い続けた純製鉄スプロケットはもう山がかなりとがっている。次、手に入る場所はアスンシオンかブエノスアイレスだがそこまで古いものを使い続けるしかない。
 まったく....フロントブレーキパッドの部品違いに続いてリヤスプロケットも違うとは。これはバイク屋の選定ミスだが、しっかり確認しなかった自分が悪かった。「部品は取り付けるまでわからない」という教訓はオーストラリアの時(注1)に得たのだが、その教訓を生かせなかった自分が情けない。

 この町ではUSドルやブラジルの通貨が利用できる。手持ちのヘアイスをスーパーでの買い物や食堂で使いきる。

(注1) 92年、シドニーで買ったスプロケット(XR250専用の社外品)をアリススプリングスで交換しようとしたのだが、取り付けボルトの穴が小さかった。これはバイク屋で穴を拡大してもらい解決。

走行距離34km(ブラジル9km)(Total 36,355km)
宿: US$18
出費:食費 9reais
   タイヤ前後 US$55
   チェーン(DID O-Ring) US$52
   腕時計 US$5

両替 TC/US$200 -> US$196 (コミッション2%)


1998年11月3日(火曜日)

Ciudad del Este-Asuncion

 今日は日本人経営の「ホテル内山田」に泊まる。宿泊料は安い部屋で15ドル。安いといっても電話やエアコンがあり、プライベートシャワーにはバスタブが付いている。コインランドリーやガレージなど緒設備も充実し、いたって快適なホテルだ。
 隣接の「レストランすきやき」では夕食にカツ丼(みそ汁付き)を食べた。カツ丼なんて八ヶ月ぶりなので涙が出るほどおいしい。

 このホテルはインターネットが利用できるとして知られているのだが、いざ使おうとすると問題が発生した。二台あるPCはモデムを介して電話回線で接続するようになっているのだがプロバイダーのAPまではなんとか繋がるものの、インターネットに繋がらない。何十回もダイヤルして接続し直し、五時間以上すったもんだした挙げ句、最後にネットワーク構成を見てみるとTCP/IPプロトコルやダイヤルアップアダプターがインストールされていない事がわかった。これでは繋がるわけないのである。久しぶりに日本語でBBS巡りができると思ったのに残念。

走行距離352km(Total 36,707km)
宿:ホテル内山田 US$15
出費:食費 25,000guaranies
   ガソリン 21,500guaranies(13.8L)
   オイル 29,500guaranies


1998年11月4日(水曜日)

Asuncion

 ホテル内山田は宿泊料金に食べ放題の朝食が含まれている。ご飯にみそ汁、煮物、焼き魚、天ぷら、果物、ジュースなど夕食に匹敵する内容だ。ここで食べられるだけ食べておけば夕食時まで食事しないで済むので経済的。

 インターネットカフェ(Patio de Luz, Av. Mexico 650)へ出向き、掲示板のダウンロード、メールのチェック、そしてサンパウロでやり損ねたHPのアップロード。ここのインターネットカフェではスキャナーも利用できるので、普通の生写真もメールで送る事ができる。

走行距離0km(Total 36,707km)
宿:ホテル内山田 US$15
出費:食費 2,500guaranies
   インターネットカフェ 22,000guaranies (2h)

両替 TC/US$400 -> US$394 (コミッション1.5%)


1998年11月5日(木曜日)

Asuncion

 ネット上で知り合ったアスンシオン在住のTさんと食事へ行く。Tさんと実際に会うのは初めてだったのだが、想像していた人物とは180度違っていたので恐れ入った。
 伝統的パラグアイ料理のビュッフェでおいしい料理を振る舞っていただいたり、車で回ってアスンシオンの町並みを見せていただいたりして大変お世話になった。

 ビュッフェで食べた料理の中で特に特徴的だったのは「ソパデパラグアージョ」。ソパ(スープ)と言っても見た目はカステラのように固形である。Tさんの説明によると、昔スープを作っていたおばさんが、それを火にかけたまま忘れてしまい、気がついたらスープが固まっていた。しかし食べてみると意外においしかったので新しい料理としてパラグアイに定着した。
 もう一つ特徴あるのは「コシード」と呼ばれるパラグアイのお茶。飲んでみるとコーヒーとお茶を混ぜたような複雑な味だ。これも昔、おばさんが間違ってコーヒーとお茶を混ぜてしまい、飲んでみると意外においしかったのでパラグアイのお茶として定着したのだろうか?

走行距離0km(Total 36,707km)
宿:ホテル内山田 US$15
出費:食費 0
   インターネットカフェ 10,000guaranies


1998年11月6日(金曜日)

Asuncion

 スペアとして持参していたリヤスプロケットが型番違いだったため、この町でそれを探す必要があった。
 アスンシオンには日本人が経営しているバイク屋があると聞いていたのでとりあえず相談に行く。店を訪れると忙しい中、経営者の樋口さんが自ら対応していただき、スズキの代理店から新しいスプロケットをその場で取り寄せてくれた。部品価格の端数を切り捨ててくれたり工賃を無料にしてもらい感謝。
 お礼に型番違いのスプロケットやブレーキパッドは樋口さんの店で使ってもらうことにした。

 樋口さんが夕食に招待してくれたのだが、和食レストランで天ざるそばとにぎりずし、刺し身を大盤振舞いしていただき、腹十分目まで食べさせていただいた。
 アスンシオンへやってきて日本人に世話になってばかり、特に最近は旅行資金も残り少なくなり、食べたいものも食べずに節約してきたので尚更親切が身にしみる。

走行距離30km(Total 36,737km)
宿:ホテル内山田 US$15
出費:食費 0guaranies


1998年11月7日(土曜日)

Asuncion

 レポートを書こうとするがコンピューターの様子が変。ひらがなを漢字に変換しようとするのだが「辞書ファイルが設定されていません」のエラーメッセージが出てくる。
 「ゲッ、なんてこった、日本語入力FEP「ATOK11」の辞書ファイルが壊れている!」
 これまでパソコン関係のトラブルはモデム二台あるうち一台がメキシコで壊れただけだったのだが、ここへ来てFEPが壊れてしまうとは予想もできなかった。
 「九ヶ月続けてきたリアルタイムレポートもこれで終わりか...。」
 しかし幸いなことに、念のためインストールしておいた「MS/IME95」(別な日本語入力ソフト)を起動してみるとしっかり動いてくれた。ホッとひと安心だ。(やれやれ)
 やはり壊れて困るソフトは複数インストールしておくべきだろう。

 午後になってホテル備え付けのコインランドリーで洗濯。今までずっと宿の流しや川で手洗いしていたので洗濯機を使うのはすごい久しぶり。冷たい水で手をふやかせたり、あかぎれで痛い思いをする必要がないのがうれしい。

走行距離0km(Total 36,737km)
宿:ホテル内山田 US$15
出費:食費 18,500guaranies
   洗濯機 8,000guaranies (2回)


1998年11月8日(日曜日)

Asuncion-Villa Florida

 

走行距離307km(Total 37,044km)
宿: キャンプ場 15,000guaranies
出費:食費 8,000guaranies


1998年11月9日(月曜日)

Villa Florida-Concordia

走行距離728km(パラグアイ220km)(Total 37,772km)
宿:  9pesos
出費:食費 8pesos
   ガソリン US$9 (15L)
   ガソリン 11.3pesos (11.9L)


1998年11月10日(火曜日)

Concordia-Termas de Dayman

走行距離125km(アルゼンチン1105km)(Total 37,897km)
キャンプ場:  US$3
出費:食費 US$12
   温泉入場料 US$2.5


Back / Next


Countries INDEX / Travelogue INDEX