バリローチェ〜ビーニャ・デル・マール〜サンチアゴ
Bariloche-Vina del Mar-Santiago

99012500.jpg (20262 バイト)

サンチアゴの夜景。 南米の旅ももうすぐ終わり。

99011101.jpg (7974 バイト)
 対岸はバリローチェ。

99011102.jpg (10192 バイト)
 アルゼンチン〜チリ国境

99011103.jpg (12162 バイト)
 プジェウエ国立公園。

99011202.jpg (11041 バイト)
 アメリカから走ってきた鵜川さん。

99011401.jpg (12067 バイト)
 桟橋の下にアザラシが群れる。

99011402.jpg (8375 バイト)
 漁船から直接魚を買う。

99012503.jpg (16382 バイト)

1999年1月10日(日曜日)

El Bolson

 このキャンプ場は各サイトにかまど、水道、電灯が備わっている。かまどの横には薪がどっさり用意され、いつでも火を焚くことができるようになている。電灯の下にはコンセントがあったので、そこから電源をとり一日中HPの入力をした。これで一泊3ドルとは安いもの。

走行距離 0km(Total 47,083km)
キャンプ場: 3pesos(A)
出費:食費 5pesos(A)


1999年1月11日(月曜日)

El Bolson-Bariloche-Entre Lagos

 バリローチェは南米のスイスと呼ばれ、冬はスキーリゾート、夏は避暑地として賑わっている。高級リゾートなのできれいな建物が多く、諸設備も充実している。街の通りに軒を連ねる店も道行く人もみんなお洒落。砂埃だらけのバイク旅行者には場違いな所である。5〜6軒ホテルをまわってみたが一泊30ドル以上の所ばかり、とても泊まる気になれない。

 残り少ない資金でこんなお金のかかる街にはいられないので先へ進むことにした。
 「今度来るときは街で一番高いホテルに泊まり、毎日うまいものを食べ豪遊してやろう。」

走行距離 383km(A 340km)((Total 47,466km)
キャンプ場: 3,000pesos(C)
出費:食費 9pesos(A)
   食費 1,900pesos(C)
   ガソリン 6.2pesos(A)
   オイル2L 11.5pesos(A)


1999年1月12日(火曜日)

Entre Lagos-Talca

 ガソリンスタンドで休憩しているとアメリカナンバーのバイクが入ってきた。
 「日本人ですか?どうもこんにちは!」
 言われる前に荷物の積み方や装備を見てすぐに日本人とわかった。Uさんはアメリカで中古のバイク('92 XR250L)を購入、中米を縦断し、僅か半年でチリまで走ってきた。こんなところで出会ったわりにはあっさりとしていて、五分ほど話をしたらすぐに行ってしまった。

 夜10時過ぎまで走り、ガソリンスタンドの裏でキャンプ。このあたりのガソリンスタンドはシャワーがあり、裏にはキャンプできるようなスペースが用意されているのでありがたい。

走行距離 754km((Total 48,220km)
キャンプ場: YPFのガソリンスタンド裏(無料)
出費:食費 4,500pesos
   ガソリン 1,550pesos(6.6L)
   ガソリン 2,000pesos(9.6L)
   ガソリン 1,950pesos(9.8L)
   有料道路 700pesos,400pesos


1999年1月13日(水曜日)

Talca-Vina del Mar

 ビーニャデルマールの日本人宿、汐見荘に到着。

走行距離 490km((Total 48,710km)
ホテル:汐見荘 US$6
出費:食費 1,900pesos
   ガソリン 1,750pesos(7L)
   有料道路 350pesos


1999年1月14〜18日(木〜月曜日)

Vina del Mar

 ここまで来るともう頭の中は日本へ帰ることでいっぱい。海外ツーリングでもっとも大変なことは帰るときの煩雑な手続きである。バイクの売却または発送手続きをはじめ、自分自身の航空券の手配などやることがいっぱいある。
 バイク用の装備やキャンプ用品など、たくさんある持ち物をすべて手荷物で持ち帰ることは不可能。それで船便で送ることになるのだが、チリは南米諸国の中でも最も郵便料金が安いのでありがたい。

 18日、ビーニャからバイク用ウェアーやキャンプ道具など荷物の発送。梱包用の段ボール箱はスーパーで小銭(チップ)と交換した。郵便料金はチリ〜日本への船便 20kgで44,040pesos(約 11,000円)。

走行距離 90km((Total 48,800km)
ホテル:汐見荘 US$6 x5
出費:食費 7,300pesos
   洗車 2,500pesos
   郵便料金 44,040pesos


1999年1月19日(火〜曜日)

Vina del Mar-Santiago

 ビーニャから東へ120km、チリの首都サンチアゴへ向かう。サンチアゴは南米とは思えないような綺麗な町。アルマス広場から自由広場付近の旧市街はコロニアル時代の古い建物が建ち並んでいるが、そのまわりの地域では奇抜なデザインの高層ビルやが建ち並び道路もよく整備されている。

 大都市ではホテル代が高く、安くてバイクを置けるようなホテルを探すのが困難なのだが、ありがたいことにパイネ国立公園で出会った日本人学校の先生Kさんが家に招いてくれた。今回、中南米各地で山小屋から三ツ星ホテルまで様々なホテルに泊まってきたが、Kさん宅は今まで泊まったどのホテルよりも快適だった。この一年間、南米じゅうの日本人にお世話になりっぱなし。

走行距離 168km(Total 48,968km)
ホテル:友人宅
出費:有料道路 500pesos


1999年1月20〜22日(水〜金曜日)

Santiago

 バイクを売却するための手続きに奔走した。
 旅行者が一時的に持ち込んだバイクをチリ国内で売る場合、税関で正式に輸入手続きし関税を支払わなければならないことになっている。サンチアゴ空港のADUANA(税関)へ出向き輸入手続きしようとしたのだが、指示に従いAgente de Aduana(通関業者)へ行くと800,000pesos(約20万円)の関税がかかるだろうとのこと。まったく冗談じゃない金額だ。話によると98年モデルのバイクはたとえ何万キロ走っていようとも新車価格に基づいた関税が適用されるらしい。まったく、五万キロも走ったバイクに20万円もの税金が果たされるとは不理尽な話だ。
 しかもバイクが高く売れるのなら良いが、チリでは日本のように「即日現金買い取り」の店があるわけではなく、短期間でそう簡単に売れるものではない。

 翌日、再び税関へ出向き税金の減額を交渉したがまったく埒があかない。終いには税金払いたくないなら船便で日本へ送るかここで廃棄処分してゆけと言われてしまった。

走行距離 108km(Total 49,076km)
ホテル:友人宅
出費:食費 4,200pesos
   有料道路 250pesos x2


1999年1月23〜26日(土〜火曜日)

Santiago

 レジが56台

走行距離 0km(Total 49,076km)
ホテル:友人宅
出費:食費 3,500pesos
   時計 7,950pesos

Back / Next


Countries INDEX / Travelogue INDEX